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お葬式
【お葬式】
昨日、地元の友人の父上のご葬儀に参列してきました。



職業上、お葬式に参列する機会が多いのですが、昨日の場合は小学生の頃から大変お世話になった方でしたから、既に入っていたアポイントをキャンセルさせていただき、最後のお別れをしてまいりました(既にアポイントを入れてくださっていた方々には大変申し訳ないことをしましたが、このような事情につきご容赦ください)


【葬式は、要らない??】

ところで、
『葬式は、要らない』という新書がベストセラーになっています。
ベストセラーですから既読の方も多いと思いますが、この本が非常におもしろい。

中でも、戒名については興味をひかれます。
そもそも、戒名の意味がわからなかった。
家の格式で戒名のランクが決まるらしいのですが、地方から上京し、そのまま故郷に戻らず都市部で結婚、核家族化した現代社会において家の格も何もないだろうに。
そして何より、妻帯飲酒と破戒する僧侶から戒名を授かる矛盾。

また、檀家についても考えさせられる。
檀家になるということは、住職に日々読経などを行ってもらい故人の冥福を祈ってもらうことになる。
しかし、檀家にはそうしてもらっているという自覚はない。
檀家になることで先祖の供養を委託しているというのに。
そこで寺はその分の報酬ということで葬儀を行うときにはお布施を頂戴することになるのですが、檀家としては供養を委託している意識がないから、「お布施が高い!」ということになる。


ただ、実際、葬式が不要かどうかを考えた時、葬式が行われないと、縁のあった人たちが故人とのけじめをつけられない、ということもあり、一切不要かと問われればそりゃ必要だろう、と答えざるを得ないだろう。

結局、昔からの村社会を前提とした葬式それ自体が制度疲労をおこしているのだと思う。
経済成長を前提とした住宅ローンというシステムが破綻し始めたように。


いずれにせよ、生前に葬儀の形式や、財産の在り処(銀行名、支店名、口座番号や不動産登記簿謄本)をメモでも良いから準備をしておくような配慮があると、遺族は大変助かります。

二匹目のドジョウを狙った
『戒名は、自分で決める』なんて著作もありますが、こちらは…


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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2010年08月26日) | PermaLink

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