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死ぬまで保留する
【7つも習慣にできない】

今週の週刊ダイヤモンド『7つの習慣あなたが/会社が/子どもが変わる!』を読みました。
仕事柄ひととおりベストセラーには目を通しています。
そのようなわけで、特集に組まれている『7つの習慣』は言わずもがな、若かりし頃に読んでいました。
社会人となってすぐに読んだのですが、当時、私にはこれは実行できないと結論づけてしまいました。
生来、面倒くさがりな私ですから、7つも習慣にできないよ!というわけです。
今ではインテリアの一部として本棚を飾っている次第です。


【私にとっての箴言】


ただ、私にも常に心にとめている箴言はいくつかあります。
その中のひとつ。


本当の勝負も生涯できない 

奴は

死ぬまで保留する



これは、福本伸行著『アカギ』という麻雀漫画において、主人公アカギが言い捨てる言葉です。
この箴言については、私がよくみているこの
ブログに詳しいのですが、原作の漫画を読んだ際にはここまで深くは読み込めませんでした。
このブログにおいて、福本先生の発言を読むに至り、単行本をひっくり返して確認し、胃が痛くなるような衝撃を受けました。

ここで福本先生が語る保留する奴とは、まさに自分のことだ!と思ったのです。

<以下引用>
みんな今保留してるんですよ、色んな事を。モラトリアム(注)とかいうのは保留でしょ?学校出たけど働かないどうのこうのって、ニートってのも今保留でしょ。で、結婚をなかなか決められない男の子女の子っているでしょ、保留でしょ。つまりね、じゃ手切るかって言うと切らないわけ。切らないけど保留するのよ
<引用終わり>

読んでいただければわかりますが、この後にもこれは自分に向けて言っているのではないだろうか、と思わせる発言が続きます。手を切らない。切らないで保留する。もしかしたらこっちの可能性がまだあるかもしれない、だからまだ切らないで残しておこう、という。

可能性を信じることができるように保留グセが身について離れないのです。
30年以上生きてきて、可能性が無いことはわかっているのに、それで何回も失敗しているのに可能性を諦めきれずに保留してしまう。
絶対に無いにもかかわらず可能性を断ち切れない。
人生を振り返ってみたら保留の連続です。保留しかしていない。

だから常に、保留しないように保留しないようにと言いきかせて毎日を送ることにしています。
それでも毎日保留の連続ですが。言いきかせないと際限なく保留してしまいますから。

例えば、オフィスで仕事をしていると頻繁にメールを受信します。
いかなる仕事をしていようとも、即返信することにしています。
保留はしません。
メールの返信は後でやろうとしても絶対に忘れてしまうからです。
まずは、こんな簡単なことから保留グセを無くしています。

メールの返信を保留する人間が、結婚、転職のような人生において大きな転機を保留しないわけがありません。
できるところから保留グセを無くしていこう、と。



皆さん、今日も保留していませんか?


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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2010年09月02日) | PermaLink

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