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稼げる資格
【稼げる資格】

リクルートより出版されております、『
稼げる資格』に弊事務所代表関根が税理士として掲載されています。
2010年下半期版が9月に出版されます。
P16の分野1「法律・会計・ビジネスのスペシャリストになる」「税理士」というところで掲載されています。
トップバッターとしていきなり登場しています。
HPでも内容を確認できますが、ぜひとも書店でお手にとってみてください。

ひとつ注意していただきたいのは、この取材を受けたのはもう2年前のことです。
2年前と現在では税理士業界の状況は大分違います。

これは弁護士や会計士にも当てはまることです。
特に弁護士や会計士については、それぞれの業界の事情が異なるにせよ、数年前に掲げた合格者拡大という方向性が疑問視され始めているところです。
実際、先日木曜日の9日に発表された新司法試験の合格率は25.4%の2074人となっており、新司法試験始まって以来過去最低の合格率でした。旧司法試験の合格者は100人を切るとみられていることから、「2010年ごろに年3,000人」とする政府の方針は不可能でしょう。
また、弁護士会計士については、合格後の就職先が無いことも問題となっています。
人数ばかり増やしても仕事が無い、ということで、合格者拡大について方向転換を迫られているのです。
(弁護士や会計士の合格者拡大方針の転換については考えるところがありますのでそのうち書きます)

特に合格者の拡大方針をとってきていない税理士業界は合格率の増減にそれほど波はなく一定していますが、仕事が無い、という事情は一致しているかもしれません。
税理士の主な業務は法人の税務顧問です。ところが慢性的な不況により法人がバタバタと倒産している状況では税理士の仕事も減っていくことは明らかです。
そのような状況下で、大手税理士法人が高待遇で税理士を採用していた時期は過ぎているように思います。

今は資格を取ったからといって食べていける時代ではありません。
弁護士にせよ会計士にせよ税理士にせよ、全体のパイが減っていく中で、優良な顧客やニッチな顧客を開拓していく能力も問われる時代です。

今まで資格に胡坐をかいていた士業についてもようやく変化の時代を迎えています。

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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2010年09月13日) | PermaLink

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