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バイオリニスト・諏訪内さん、7000万円所得隠し 国税局指摘
国際的なバイオリニストの諏訪内晶子さん(39)が東京国税局の税務調査を受け、2009年までの5年間に約7千万円の所得隠しを指摘されたことが12日、分かった。海外公演などの報酬を申告しておらず、重加算税を含めた追徴課税は約3千万円に上ったとみられる。諏訪内さんは既に修正申告したという。

 関係者によると、諏訪内さんはCDの売り上げや公演料など国内の所得については申告していたが、海外で得た収入を申告しておらず、同国税局は仮装・隠蔽を伴う所得隠しに当たると判断したもようだ。経理ミスを合わせた申告漏れは約9千万円に上るとみられる。
 諏訪内さんは1990年のチャイコフスキー国際コンクールのバイオリン部門で日本人として初めて優勝。数多くのCDを発表したほか、国内外の著名なオーケストラと協演するなど国際的に活躍している。(日本経済新聞)




先日の筑紫さんに続き著名人の税務に関する報道です。

除外と申告漏れ/筑紫哲也氏:相続遺産7000万円申告漏れ

先日の上記エントリでも触れていますが、除外と申告漏れは違います。
今回の記事では「除外」ではなく「所得隠し」となっていますが同じことです。

諏訪内さんが税務申告にあたって「仮装・隠蔽」したと認定されたということですね。

海外が絡むと、税務当局は「仮装隠蔽」を疑ってきます。
「仮装隠蔽」していないならきっちりとその旨を伝えるべきなんですが、実際税務調査でのやりとりはどうだったんでしょうか。
税理士としてはそのあたりのやりとりの方が気になります。


ただねぇ、そもそも、こういう記事が出ること自体がおかしいと思うんですよね。
例えば、著名人でない、いわゆる一般の方が申告漏れを指摘されてもそのことで新聞沙汰になったりしません。
著名人でなくても金額が過大だったりするとこれもまたニュースになったりします。

テレビや新聞などの報道機関はなぜ著名人や金額の大きい事件だけ知ることができるのでしょうかねぇ・・・(知らないふり)



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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2011年07月13日) | PermaLink

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