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税務調査 質問検査証を見せてもらいましょう
8月~11月にかけては税務調査の多い時期です。
税務署の事務年度は7月~翌年6月となっています。
人事異動とも関係し、5.6月は税務調査があっても、長引きそうにない(調査担当官が異動前に調査を終了させたいため)案件であることが多いものです。
一方、8月~11月は調査官も本気モードでやってきます。
今はそんな時期です。

税務調査当日、まず、調査官がやってくると、挨拶があります。

「この度はお忙しいところお時間を作っていただき云々」

相続税の税務調査の場合にはお悔やみの一言もあるでしょう。
その際、故人の仏壇にお線香でもお願いしてみてください。
(中には自らお線香を申し出る調査官もいますけれど)


挨拶と同時に、調査官は身分証明書を提示します。

この際、「ふーん」と見るのではなく、ちゃんとメモしましょう。

○○税務署 法人課税第○部門(資産課税第○部門) 役職 氏名 くらいでしょうか。


続いて、今回の税務調査の理由を聞いてみてください。

何年も来ていなかったから、とか、定期的なアレでして、とか曖昧な回答になることが多いでしょうけれど。
その際に、「質問検査証」というものを見せてもらってください。

ここには今回の税務調査における調査対象税目等が記載されていますから。



税務調査に臨む導入部分だけのご紹介ですけれど、要するに、調査官に侮られてはいけない、ということです。


「仏壇にお線香あげてください」とお願いしたり、身分証に書かれていることをメモしたり、質問検査証を見せてもらったりすることで、調査官に対する牽制になります。

今回の調査対象者はなんか面倒くさそうだなぁ、と。




税理士によって税務調査のスタンスはイロイロあるでしょうけれど、性格の悪い私の場合、「慇懃無礼」です。

慇懃無礼
丁寧すぎて、かえって無礼になること。また、相手に対する態度などが、表面はきわめて丁寧であるが、実ははなはだ尊大であること。(日本国語大辞典)


調査官だって仕事できているわけですから、できるだけ協力してあげたいものです。
協力できるところは。


いつも言っていることですが、税務調査は、グレー部分の引っ張り合いです。

明らかに白黒ついているところは問題になりません。

グレー部分が折衝事項になります。

税務署はグレーじゃなくて黒だ。

納税者はグレーじゃなくて白だ。

と主張します。


相手を論破できる理論を構築できるかが勝負となります。

理論といえば聞こえがいいですが、屁理屈ですよね。

税理士によって顕著に差が出るところです。


税務調査の予告があった場合、当日はそんな導入部分から牽制してみてください。
グレー部分の引っ張り合いにも、そんな導入部分の印象が実は影響を与えたりするものです。

(参考)
相続税の税務調査



ちなみに、平成23年度の税制改正で、税務調査の手続きが変わる予定でした。

税務調査の対象税目等を事前通知することが義務付けられたりするものでしたけれど、震災の影響等で今やどうなるのかわからない状況です。

(参考)
更正の請求期間が5年に




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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2011年08月12日) | PermaLink

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