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住宅購入資金の贈与税の非課税 延長へ
 政府は2012年度税制改正で、住宅の購入用資金を親や祖父母から譲り受ける際の贈与税の特例措置を延長・拡充する方針を決めた。基礎控除(110万円)に上乗せできる非課税枠(現行1000万円)を2年延長したうえ、省エネや耐震性能で一定の基準を満たす住宅を購入する場合は同枠を1500万円とする方向で最終調整する。高齢者世帯から現役世帯への資産移転を促すとともに、優良住宅への投資を後押しする。
(日本経済新聞)

先日復興増税が決まりましたが、もう平成24年度税制改正の話が進みます。

増税案ばかりが先行していますが、珍しく減税の話です。

こちらの制度、平成23年12月31日で期限が切れるところ、延長する方向のようですね。

直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税

ちなみに、この非課税の規定については、相続開始前3年以内に行われた贈与財産の相続財産への加算は適用外ですので、生前贈与対策には非常に効果があります。

一番の相続対策は使ってしまうことです。

高齢者層が抱え込んでいる資金を現役世代に使わせようというお国の意図ですけど、せっかくなのでうまく活用していきたいですよね。



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投稿者 関根盛敏税理士事務所 (2011年12月02日) | PermaLink

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